ことし150周年を迎えた新潟市のホテルイタリア軒。
そのアンバサダーに芸能生活60周年を迎えた新潟市出身の歌手、小林幸子さんが就任しました。
拍手で迎えられ登場した小林幸子さん。
この日、創業150周年を迎えたホテルイタリア軒のアンバサダーに就任しました。
<新潟市出身・小林幸子さん>
「ふるさと新潟を代表するイタリア軒を応援してって言われてしないわけがない」
ことしデビュー60周年……その歌声で多くの人々を魅了してきました。
最近ではSNSを通じて多彩な情報を発信。
若い世代には「ラスボス」の愛称で親しまれています。
生まれた家も近くイタリア軒は小林さんにとって“憧れの存在”だったといいます。
<小林幸子さん>
「近所の人がイタリア軒に行くって言ったら、『へえーいつ?』みたいなそんな存在でしたよ」
小林さんは10歳のころに上京。
長い芸能生活を歩むなかで支えとなったのはふるさと・新潟の人々でした。
<小林幸子さん>
「なにかあるたびに必ず新潟のみなさんが応援してくれていたんですよ。だからやってこれたなって感謝ですね」
地元・新潟のPRも精力的に行う小林さん。思い入れのある活動を聞いてみると……。
<小林幸子さん>
「中越地震の復興ということも込めまして田んぼをね。小林幸子の田んぼって書いて“小林幸子田”って毎年!」
ことし、発生から20年を迎えた中越地震。
小林さんは避難する旧山古志村のもとを訪れるなど支援を続けてきました。
その一つが地元の小学生と取り組むコメづくりです。
<小林幸子さん>
「全校生徒が25人ぐらいでした。いまはこの間行きましたらもう7人くらいで少子化になったりとかいろいろありますけどそれでも忘れないようにしようとそこの結束はすごいです」
12月にデビュー60周年を記念した凱旋公演を行う小林さん。
その歩みは新潟と共にありました。
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