三条市で6日、実在の電話会社を名乗る自動音声で「この電話はあと数時間で使用できなくなる」と電話がかかってくる特殊詐欺の予兆電話が多発しているということです。
警察は身に覚えのない不審な電話に応答しないよう注意を呼び掛けています。
警察によりますと三条市で6日午前、自動音声で「この電話はあと数時間で使用できなくなる」などと流れたあと、電話機のプッシュボタンを押すようにアナウンスされ、オペレーターにつながると契約書の調査名目で住所、氏名などの個人情報を聞かれるという不審な電話があったという通報が複数寄せられました。
午前だけで同様の通報が4件ありましたが、午後2時時点で被害の届けはないということです。
実在する電話会社が契約状況に関する事などについて、自動音声ガイダンスなどを使って連絡することはないとして、不審な電話がかかってきても応対しないよう注意を呼び掛けています。