新潟地方検察庁は13日、警察官の男を不同意わいせつの罪で起訴したと発表しました。
起訴されたのは上越警察署の巡査部長の髙橋範夫被告(61)です。
起訴状などによりますと、髙橋被告はことし10月19日、上越市内で被害者の女性に対し、暴行を加えたことにより、女性が同意しない意思を全うすることが困難な状態にさせ、わいせつな行為をしたとされています。
警察によると事件のあった19日は、髙橋容疑者は勤務日ではなく休みで、犯行のあった翌日に被害者から届け出があり発覚したということです。
警察は、女性との関係については被害者保護のためとして明らかにしておらず、また容疑に対する認否についても、捜査に支障があるとして明らかにしていません。
県警では去年10月、同僚の女性警察官に同意なくみだらな行為をしたとして県警元幹部の男が逮捕、起訴され、ことし3月に懲役5年6か月の判決が言い渡されています。