15日、県内で今年初の毒キノコによる食中毒の発生が確認されました。
食中毒と診断されたのは、十日町市の70代の女性です。
県によりますと、この女性は今月11日に十日町市内で「ナラタケ」と思いキノコを採取。
その後自宅に持ち帰り、吸い物に調理して食べたところ、14日朝から手足の指先のしびれ、痛み等を感じ始めました。15日に医療機関を受診し、入院したということです。
医師が毒キノコ「ドクササコ」の写真を女性に見せて確認したところ、女性が食べたキノコと一致したことや、中毒時の症状と同じだったことから、ドクササコによる食中毒と断定されました。
これを受け、県は15日に「毒きのこ食中毒発生注意報」を出し、食用と正確に判断できないキノコは絶対に「採らない」「食べない」「人にあげない」ようにしてほしいと呼びかけています。