新潟市の中心部と新潟バイパスなどを南北に結ぶ「国道7号栗ノ木バイパス」では、渋滞の緩和や安全性の向上などを目的として、立体道路(高架橋)の整備が行われています。
この整備にともない新潟国道事務所は11月23日(土)に国道7号栗ノ木バイパスの紫竹山交差点で上り線の左折レーンを切り替えると発表しました。
道路の切り替えが行われるのは新潟市中央区の国道7号栗ノ木バイパスの紫竹山交差点で、新潟バイパス方向から紫鳥線に左折するレーンが現状より、手前側に移動します。
切り替えのため22日午後10時から車線規制を実施し23日午前5時に切り替える予定ということです。
紫竹山交差点は新潟バイパスと亀田バイパスが交わる紫竹山ICに近い交差点で、市内の中心部へつながる交通量の多い交差点として知られています。
新潟国道事務所によりますと今回の工事は、立体道路整備のため実施されている紫竹山交差点周辺の路面の高さを下げる工事の一環で、2024年度は5回に分けて道路の切り替え工事を行っています。
今年度この交差点付近ではあと2回、道路切り替え工事が予定されるということです。
今後、紫竹山交差点から笹越橋交差点の間に橋りょうがかけられる予定で、その橋脚は全84基のうち16基がすでに完成しているということです。2024年度内でさらに32基の橋脚工事を行うといいます。
2024年度中に笹越橋交差点付近と、鐙交差点付近の橋りょう上部工事に着手するとしています。
完成後は片側2車線の高架道路と片側2車線の地表道路となります。
将来、紫竹山交差点から笹越橋交差点の間に橋りょうが完成するとバイパスなどからの「通過する交通」は高架道路へ、「地域の交通」は地表道路へと整理され、スムーズで安全な道路の実現を目指すとしています。
(画像提供:新潟国道事務所)