冬型の気圧配置が強まった19日。新潟県内は15の地点で今季最低の気温となりました。
湯沢町では今シーズン初めて除雪車が出動。新潟市でも18日夜に初雪が観測されるなど、冬の足音が大きくなってきました。
19日朝の湯沢町三俣地区。辺り一面、雪景色が広がっていました。
北陸地方整備局によりますと湯沢町の国道では約3センチの積雪を確認。19日午前1時半ごろに今シーズン初となる除雪車6台をを出動させ除雪作業を行ったということです。
また新潟地方気象台は18日午後11時ごろ、新潟市中央区で初雪を観測したと発表。平年より5日、去年よりは13日早い初雪だということです。
19日朝の最低気温は津南町で氷点下0.1度、妙高市関山で0.1度、湯沢町で0.4度などを観測していて、県内15の地点で今シーズン最低の気温となりました。
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佐渡市の「大佐渡スカイライン」です。
最高地点の標高が900メートルを超えるドライブコースですが、白雲台ゲート付近で5センチほどの積雪となったことから、19日から冬季閉鎖となりました。去年より6日遅いということです。
〈担当者〉
「来年の春また観光しに来ていい景色を見てくれたらうれしいという思いです」
新潟地方気象台によりますと、この寒さは20日朝まで続き、最低気温の予報は阿賀町津川で氷点下1度、湯沢町で0度などとなっています。
ただ、高気圧に覆われる影響で日中の最高気温は10度を超える予報です。
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