21日、新潟市北区役所建設課は所有する公用車のうち1台について、車検が切れた状態で公務に使用していたと発表しました。
区によりますと、11月1日の夕方、予算の執行状況を確認していたところ、自賠責保険の予算が執行されていないことに気付いたということです。
車検切れしていた車は建設課に配備されている業務用車両8台のうち1台です。
車検切れの状態だった期間はことしの7月16日から10月31日までの間でこの期間中の66日間で16人の職員が105回使用し、2502キロの走行が確認されましたが、この間の事故や違反などはありません。
また、この他の公用車において車検切れはありませんでした。
11月6日、北区役所は警察に届け出を行い、再発防止策を含む上申書を提出。警察は今後車を運転した16人の職員に対し事情聴取を行う考えです。
区は「管理を怠ってしまった」とした上で、複数人で検査日情報を共有し、運行日誌の表紙に車検期間を表示するなど再発防止策を行うとしています。