51歳の娘の首を絞めて殺害したとして21日、81歳の父親が殺人の疑いで逮捕されました。警察は父親が無理心中を図った可能性も視野に捜査を進めています。
殺人の疑いで逮捕されたのは十日町市馬場の富井正康容疑者(81)です。
11月22日、新潟地検に身柄を送られました。
警察によりますと富井容疑者は11月4日、自宅近くの小屋で同居していた長女・めぐみさん・当時51歳の首をロープで絞めて殺害した疑いが持たれています。
関係者が当日、110番通報をして事件が発覚。
現場にいた富井容疑者も病院に搬送され入院していましたが、21日退院し、逮捕されました。
関係者によると富井容疑者は自らも現場で命を絶とうとしていたとみられています。
事件当日の朝、富井容疑者と会ったという人は…
〈事件当日に容疑者と会った人〉
「『おーい 母ちゃん』なんて言って。あそこ(事件現場)の前を通ると『おす』なんて(富井容疑者が)言った。あの人はおとなしくて娘殺したり全然あんなことするとは思わなかった」
〈近所の人〉
「喧嘩したところは見たことない。どこにでもある家族という感じ。雪降ると雪かき一緒になることもあるんですけど、『そこ俺やるからいいよ』とか優しいお父さん」
富井容疑者の認否について警察は明らかにしていません。
警察は富井容疑者が無理心中を図った可能性も視野に捜査を進めています。
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