27日、長岡市の商業施設で落とし物のポーチに入っていた現金31万円を横領したとして、この施設に勤めるパート従業員で51歳の女が逮捕されました。
業務上横領の疑いで逮捕されたのは長岡市に住むパート従業員の女(51)です。
警察によりますと女はことし10月下旬、長岡市内の商業施設で、落とし物として届けられた現金約31万円が入ったポーチを預かり、自分が使う目的で着服し横領した疑いがもたれています。
ポーチを落とした人物から「こういう落とし物は無かったか」と問い合わせを受けたことから商業施設が調査したところ、防犯カメラで拾った人からポーチを預かる女の姿を確認。
本来、落とし物は店長に報告するところ、報告はなく、着服・横領の恐れがあったことから施設が警察に届け出たということです。
容疑について女は「落とし物として届けられたポーチを無断で持ち帰ったり現金を横領していません」と否認しています。
女はポーチを受け取った後、何らかの形で30万円を使っていることが捜査で判明しているということで、警察は引き続き調べを進めることにしています。