全国的に発生リスクが高まっている高病原性鳥インフルエンザ。県は県内の養鶏場に対し消毒命令を出し、緊急消毒を実施すると28日、発表しました。
県によると国内では高病原性鳥インフルエンザが養鶏場で継続的に発生し、県内ではすでに今シーズン2事例が確認されています。
県内で100羽以上を飼養する養鶏場97か所が対象で、29日から6日以内をめどに、配布した消石灰などで農場内に散布するよう指導します。
県が消毒命令を出すのは2022年以来となります。2年前はシーズンで5事例が発生しました。
県は「2年前と同様の発生ペース」と危機感を示し、発生防止に万全を期すよう呼びかけています。