消火用ホースのノズルなどを盗んだとして、ことし7月に村上市の男が緊急逮捕された事件で、警察は新発田市、胎内市、村上市、聖籠町で発生した消火用ホースのノズルなどが盗まれた一連の建造物侵入・窃盗事件の捜査を終結したと29日、発表しました。
建造物侵入・窃盗事件で逮捕、書類送検されたのは村上市勝木の無職の男(30)です。
警察によりますと男は、去年頃からことし7月4日までの間に、新発田市、胎内市、村上市、聖籠町に設置された消火器具箱またはホースの格納箱から、消火用ホースのノズルなどの窃盗を繰り返すとともに、一般住宅の車庫などに侵入してタイヤなどを盗んでいました。
さらに消火用ホースのノズルなど525点(時価合計約829万3000円相当)を盗んだことが判明。また建造物侵入として一般住宅の倉庫あらしで6件、タイヤなど42点(約58万6000円相当)の被害があったことが判明しました。
ノズルは真ちゅう製で売りさばく目的だったとみられています。
捜査の結果、一連の事件は、533件被害総額895万9000円相当に上るということです。
調べに対し男は533件の容疑について全て認めているということです。