これから迎える冬本番。おととし12月には大雪のため国道で大規模な立ち往生が発生しました。本格的な冬を前に県が雪への備えを呼びかけています。
本格的な雪のシーズンを前に県は2日、会見を開き、雪への備えなどを県民に呼びかけました。
〈県 危機対策課 中倉五吉副参事〉
「近年は気象が激甚化しているという傾向がある。ことしの冬も集中的な降雪やそれに伴う災害発生のおそれがあると考えている」
おととし12月県内を襲った記録的な大雪。
柏崎市や長岡市の国道で大規模な立ち往生が発生し、最大38時間に渡って通行止めが続きました。
また昨シーズンには屋根の雪下ろしなど除雪作業中に8人が亡くなっています。
〈県 防災企画課 堀川健一課長〉
「雪による被害の傾向はいまだに少なくなっていません。降雪によりお亡くなりになる方が毎年いる、雪下ろしなどの作業中の事故防止に向けた安全対策をしっかりとお願いします」
新潟地方気象台は12月末までの1か月間の降雪量について平年並みもしくは多いと予報。
県は除雪作業を2人以上で行うことや大雪が予想される場合は不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
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