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年賀状の“あて名書き” 1枚1枚 心をこめて丁寧に 新潟市シルバー人材センター

TeNYテレビ新潟 2024年12月2日 19時18分

ことしも残すところあと1か月を切り、これから年賀状を書き始める人も多いのではないでしょうか。年賀状の“あて名書き”が新潟市のシルバー人材センターで始まっています。

手書きならではのぬくもりのある文字。

新潟市中央区のシルバー人材センターでは、毎年この時期、年賀状のあて名書きを行っています。

あて名を書くのは講習会で合格を受けた会員。

現在、個人などから2000枚ほど注文が入っていて、1枚1枚丁寧に筆を進めていました。

(リポート)

「私も内田アナウンサーに出す年賀状をお願いしてみます」

樋口孝松さん89歳です。この道25年。文字を書くのが生きがいになっているといいます。

“年賀状ばなれ”に加えあて名をパソコンなどで印刷する人も多いことから年々依頼は減っているといいます。

(リポート)

「このようにきれいに書いていただきました」

〈樋口孝松さん〉

「頼まれて書くんだからいい字を書こうとか緊張感はありますね。肉筆の年賀状が届く状況が減少傾向にあるので少しでも多く肉筆を書く人が増えればいいなと」

新年に届く心のこもった年賀状。

あて名書きは12月20日まで受け付けています。

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