新発田市は「忠臣蔵」に登場する剣豪、堀部安兵衛の出身地です。そんな赤穂浪士とのつながりをアピールしようと、市議が法被姿で議会に臨みました。来年はまち全体で兵庫県赤穂市の特産品を使ったイベントも始まります。
12月12日から始まった新発田市議会の12月議会。市議や市の幹部が羽織るのは揃いの「討ち入り法被」です。
市長の法被には「大石内蔵助」の名前が。
〈新発田市議会 議長〉
「赤穂義士が義の心を貫き通したように議員も市長も共に市民のための議論を大いに交わしてまいりたい」
320年前、武士たちが主君のためにかたき討ちを行った事件は「忠臣蔵」の名で語り継がれてきました。
新発田市はその「赤穂四十七士」の剣豪、堀部安兵衛の出身地です。
新発田市議会は「忠臣蔵」とのつながりをアピールしようと毎年討ち入りの日の12月14日にあわせて議員が法被を着ているのです。
Q)議会に討ち入る?
〈市議〉
「討ち入る感じでは…観光施設について質問します」
「忠臣蔵」が結んだ縁はまちづくりにも及びました。
来年2月からは兵庫県赤穂市産の牡蠣を使った料理が市内の店舗で提供されます。
〈市議〉
「いろんな人たちに来てもらいたい」
〈新発田市 二階堂馨市長〉
「討ち入りの日を新発田市条例で牡蠣の日にしたらどうだという声も出ている」
13日は職員が法被を着て市役所を訪れた人に対応する予定です。
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