新潟市の伝統文化などを若い世代に知ってもらい魅力を発信してもらおうという取り組みが始まっています。大学生たちが巡ったのは市内の“蔵”です。
新潟市西蒲区にある酒蔵。
そこを訪れていたのは市内の大学生11人です。酒蔵の内部を見て回り、日本酒の文化や仕込みなどを学びます。
試飲してみると…
「おいしい、飲みやすい」
〈笹祝酒造 笹口亮介社長〉
「日本酒とか糀の話を聞かれたときに糀というのはこういうものだと食べたらこんな味がするとかどこどこの酒蔵ではこうしているということを言えるようになってもらいたいなと」
日本酒の魅力に触れた大学生たち。
11日は北区にある老舗の味噌蔵にも訪れました。
発酵文化が盛んな新潟市。市はこうした8区にある食や文化などの魅力を磨き、新たなビジネスを生み出そうというプロジェクトを進めています。
大学生たちは日頃から街づくりなどについて学んでいて、若い世代に地域の魅力を発信してもらおうと今回の蔵を巡るツアーが開かれたのです。
〈大学生〉
「新潟に住んでいても気づけない点とかたくさんあると思うので、私たち側から動いていくことが大切なのかなと思います」
〈大学生〉
「まだ知らない魅力がたくさんあったりとかすると思うので知らない学生とかおうちの人にも勧めたいと思いました」
〈山田醸造 山田弥一郎社長〉
「若い人たちがこれから次の子どもたちを育てていきますので、そういう方たちに広めてもらう 知ってもらうというのは一番意味があることなんじゃないかなと思います」
大学生たちは今後、商品のプロデュースも行う予定です。
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