麻薬及び向精神薬取締法違反の容疑で、長岡市の養鯉業手伝いの男(30)が検挙されました。
警察によりますと、男はことし3月下旬、法定の除外理由がないのにも関わらず、長岡市の屋内において麻薬であるコカイン若干量を面識のない相手に摂取させ施用させた疑いがもたれています。
ことし3月、相手の関係者から「(相手の名前)さんが男と会ってから具合が悪い」といった旨の通報があり今回の事件が発覚。
警察が“具合が悪い”という相手の検査をしたところコカインの反応が出たため、ことし10月9日に男を逮捕し、今回の検挙に至りました。
警察の調べに対し、男は「人に対してコカインを施用させたことなどありません」と容疑を否認しています。
男と相手に面識はなかったということです。警察は捜査に支障があるとして相手の性別などについて明らかにしていません。
警察は、具合が悪くなった相手に注射痕がなかったことなどから、男が相手にコカインを口から飲ませた可能性もあるとみて捜査しているということです。
また、男が自ら麻薬などを摂取していた可能性についても調べを進めています。