県警は20日、不同意わいせつの罪で起訴されていた現職の警察官について懲戒免職の処分を発表しました。
県警によりますと、免職処分を受けたのは上越警察署の巡査部長・髙橋範夫被告(61)です。
髙橋被告はことし10月、上越市内で被害者の女性に対し、暴行を加えたことにより、女性が同意しない意思を全うすることが困難な状態にさせ、わいせつな行為をしたとして逮捕、起訴されていました。
県警は女性との関係については被害者保護のためとして明らかにしていません。髙橋被告は「一生かけて償っていきたい」と話しているということです。
また20日、県警は危険運転致傷の罪で20日に起訴された西蒲警察署に勤務する巡査長についても懲戒免職の処分を発表しています。
県警の松川寛治主席監察官は「警察官による非違事案について、捜査・調査を尽くした上で厳正に処分いたしました。今後は厳正な規律の保持を目的とした職務倫理教養のあり方などについて不断の見直しを図り、信頼回復に努めて参ります」とコメントしています。