スノーボードのワールドカップで村上市出身の平野歩夢選手が今シーズン初優勝を飾りました。
アメリカで開かれたスノーボードワールドカップの男子ハーフパイプ第2戦。
26歳の平野選手はこれまでワールドカップ通算6勝をあげています。
北京五輪では金メダルを獲得しました。
今年の夏には地元、村上市で次のように話していました。
平野歩夢選手
「夢だった金メダルを叶えその先に行きたい気持ちがいま強い、それがあと1年半後のイタリアでのオリンピックで2連覇目指したい」
ほかの選手が高難度の技を決め順位を上げる中……平野選手は得点を伸ばせません。
“崖っぷち”の状況で迎えた最後の3回目。
いきなり大技のトリプルコーク1440を決めると……
その後も難易度の高い技を次々と成功させます。
圧巻の滑りを披露した平野選手。97点の高得点をマーク!
一気に1位へと浮上し、ワールドカップ自身通算7勝目となる優勝を成し遂げました。
男子ハーフパイプは日本人選手が表彰台を独占していて、来シーズンに迫る冬のオリンピックに向け弾みをつけました。