正月に神棚に下げて新しい年の無事と豊作などを祈る「下げ紙」作りの講習会が佐渡市で行われました。
この日、佐渡市の両津地区で行われた講習会には20人が参加しました。
「下げ紙」は正月に神棚に下げて無病息災や豊作などを祈る切り紙で佐渡では「袴紙」とも呼ばれています。
絵柄は大黒さまや鶴亀といった縁起物のほか干支をデザインしたものなど様々です。
かつては年の瀬になるとそれぞれの家で作られていましたが時代とともに作る人は減っています。
参加者は自分の好きな絵柄の型紙を選び和紙を切り抜いていました。
参加者
「やっぱり難しかったですね。特に丸いところとかなかなか難しいですね」
「巳年のように、にょろにょろっと、いいことに進んでほしいな」
参加者は「下げ紙」に様々な願いを込めていました。
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