上越市で24日朝、除雪中に除雪機に巻き込まれた男性が意識のない状態で発見されました。
男性は搬送されましたが意識不明の重体です。
事故があったのは上越市板倉区達野です。
警察によりますと24日午前8時前、近隣の住民から消防へ「除雪機に巻き込まれている」と通報がありました。
通報をうけ現場へ駆け付けたところ一般住宅の敷地内で除雪作業を行っていた男性(76)が、除雪機に巻き込まれて意識のない状態で発見されました。
男性は依頼を受けて自宅近所の住宅敷地内の除雪を行っていたということです。
敷地内では1人で作業を行っていたとみられ、依頼した住人が男性が倒れているのを発見し、近隣で除雪作業をしていた人に通報を依頼したということです。
男性は高さが約2メートル、幅が約1.2メートルのロータリー式の除雪機を使用し作業していたということです。
警察が事故の原因を調べています。
県内では連日、除雪作業中の事故が発生していて、県が注意を呼び掛けています。
23日時点で県内では今シーズン除雪中の事故で5人が重軽傷となっています。
<除雪作業を行う際の注意点>
〇除雪機に詰まった雪の除去は、必ずエンジンを止めてから!
〇2人以上で作業。やむを得ず1人の場合は、家族や隣近所に声掛けを!
〇作業前には、流雪溝や水路等の危険箇所の確認を!
〇はしごはしっかり固定し、昇降時は特に注意!
〇高所作業中は足を滑らせないよう注意。命綱・ヘルメット等の安全対策を!
〇軒下での作業は、屋根からの落雪に注意!
〇無理をせず、こまめに休憩を!