今季最強とされる寒気の影響で県内をはじめ、日本海側の広い範囲で10日にかけて警報級の大雪となる可能性があります。気象庁や国土交通省は不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。
しんしんと雪が降り続ける8日朝の魚沼市。急ぎ足で登校する小学生の姿がありました。
この冬一番の寒気の影響でまとまった雪が降り、午後5時時点の積雪は魚沼市守門で169センチ、津南町で159センチなどとなっています。
〈除雪する人〉
「雪国ですので雪が降ってもらわないと困る部分もあると思うんですけど、ドカ雪はちょっと大変ですよね。上の方は30センチ近くあると思うんですけど、きょうの新雪も湿った重たい雪ですので」
10日にかけ、上空に寒気が流れ込む影響で県内は警報級の大雪となるおそれがあります。9日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも多い所で、山沿いで40センチから70センチ、平地でも10センチから20センチと予想されています。
気象庁と国土交通省は9日、合同で会見を開き、大雪への警戒を呼びかけました。
〈国土交通省〉
「車両の立ち往生、道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休が発生するおそれがあります。企業の皆さまにも社員の方々に雪の影響が出る時間を避けた通勤やテレワークを推奨していただければと思います」
国交省は不要不急の外出を控えるとともに車を運転する際は冬用タイヤやチェーンの装着、また、防災ポータルなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。
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