北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さんと同級生が林官房長官と面会し事態の進展を訴えました。
オンラインで集めた2万筆以上の署名を渡したのは横田めぐみさんの同級生・池田正樹さんです。拉致問題を担当する林官房長官に強い言葉で救出を訴えました。
〈めぐみさんの同級生・池田正樹さん〉
「(拉致から)47年。長すぎなんですよね。相手が相手だけにという言葉を言っているタイミングではないと思います」
横田めぐみさんは1977年11月、新潟市内で北朝鮮の工作員に拉致されました。当時13歳だっためぐみさんは60歳となりましたが、いまも帰国を果たしていません。拉致から47年が過ぎました。母・早紀江さんはもどかしさをにじませます。
〈めぐみさんの母・横田早紀江さん〉
「めぐみちゃんがどんなふうに生かされているかもわからないのでせめて姿だけでもみられるような…ちょっとでも進展している感じがみえない」
〈林官房長官〉
「2002年以来どなたも帰国が実現していない、誠に申し訳なく思っています。親世代の皆様がご高齢になっていくということをかみしめながらしっかりとやってまいりたい」
早紀江さんは2月、89歳になります。
〈めぐみさんの母・横田早紀江さん〉
「絶対に帰る日が来るんだと思って頑張り続けているんだろうなということを毎日それを思って神様に祈りながら。ことしは必ずその日が与えられるように」
ことしこそ…同級生の支えを受けながら早紀江さんは再会の日を待ち続けています。