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水道管の凍結にも注意 12日頃から最低気温が氷点下になるところも 《新潟》

TeNYテレビ新潟 2025年1月10日 12時22分

新潟県内では10日、山沿い中心に平地でも大雪が見込まれています。11日には冬型の気圧配置は緩んできますが、新潟地方気象台によりますと12日は気温が平年より低くなり、最低気温が0度以下になると予想されています。

気温が氷点下4℃以下となった場合に気を付けなければならないのが水道管の凍結です。

凍結による破損を防ぐためにも屋外でむき出しの所は保温材を巻くなどの対策が有効ということです。

県内では2018年に水道管が凍結し、破損した影響で佐渡市や新潟市西蒲区を中心に大規模な断水が発生しました。

また2023年1月には、寒波の影響により新潟市で水道管の破裂や漏水が急増し、断水を防ぐために「節水」が呼び掛けられました。

水道管の凍結を防ぐにはどんな対策をとればよいのでしょうか。

新潟市では、むき出しの水道管は発砲スチロール製の保温材や凍結防止ヒーターの取り付けをすすめています。

水は凍ると膨張し水道管が破裂して漏水する場合があり、修理するまでの間は止水するため、生活に支障が出ます。また新潟市では修理などにかかる費用は、利用者の負担になるということです。

夜間に水道水を出しっぱなしにする場合は、「えんぴつの芯程度」の水を蛇口から出しておくとよいということです。

また出しっぱなしにした水はためておくなどして利用する工夫もしてほしいとしています。

さらに、断水に備えてお風呂の水をためておくことや、飲料や食料を備蓄することなども準備しておくとよいかもしれません。

また、漏水した際にすぐに水道の元栓を閉められるよう水道メーターの位置を確認しておくといいということです。

新潟市によると、もし凍結してしまった場合は、凍結した蛇口を全開にしてタオルなどをまいて、ぬるま湯(約40から50℃)をかけると効果的に解凍ができるということです。(熱湯は水道管の破損の恐れがあるので、必ずぬるま湯を使う)ぬるま湯を用意できない場合は、ドライヤーの温風でも解凍できるということです。床下や壁の中の水道管が凍結している場合は、部屋を暖めて待つことも得策ということです。

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