県内に住む70代の女性がスマートフォンで見たSNSの投稿を信じ、7760万円をだましとられる被害がありました。
県警はSNS型投資詐欺とみて捜査を進めています。
県警によりますと去年11月中旬頃、県内に住む70代女性がスマートフォンでSNSを見ていて投資を勧誘する投稿にアクセスしたところ、メッセージアプリのグループに登録されたということです。グループ内では、投資の指南役を名乗る者らが参加者に投資を教えていたということです。
女性は暗号資産取引所の担当者を名乗る者とやりとりし、取引用のアカウントを開設するなどして投資を始め、相手の指示通りに暗号資産の売買を始めました。
女性は担当者を名乗る者から利益が出ていると教えられ、去年12月30日までの間に13回にわたって合計7760万円を指定された口座に振り込み、だましとられました。始めのうちは1度に50万円くらい振込み多い時は約1000万円を振り込んでいたということです。
女性が投資した現金を払い出そうとしたところ、担当者を名乗る者から「口座が凍結された。凍結を解除するには1000万円かかる」などと言われ、不審に思って家族に相談し詐欺被害に気付いたということです。警察は女性の被害届を受理し捜査を進めています。