悩ましい花粉症についてです。ことしは花粉の飛散が“早く” “多く”なることが予想されています。さらにインフルエンザの流行が長引いた場合、重症化するおそれもあるといいます。
春が待ち遠しい一方、心配なのが…
【阿賀町在住】
「毎年 目のかゆみと鼻水に悩まされています」
【新潟市在住】
「花粉症です」
花粉症です。東京ではすでに1月8日、スギ花粉の飛散を確認。これは、調査を始めた1985年以来、最も早い飛散の開始だといいます。県内でもすでに症状を訴える人が…
【新潟市在住】
「ことしも鼻がいまもつまっちゃってて」
Q)もう?
「もうです。ちょっと早めな気がします」
【三条市在住】
「ことしは割とひどい感じがします」
Q)もう症状出ている?
「ちょっとずつ出てきている。そのせいで声がずっとガラガラなんです」
ことしの県内の飛散量は平年に比べて多く、さらに早い時期から飛散すると予想されています。
長岡市の耳鼻咽喉科。こちらの病院では早くも症状を訴える患者が訪れているといいます。
【幸町耳鼻咽喉科 佐藤浩史院長】
「私の体感としては先週 先々週くらいから増えてきてここ2、3日でぐっと増えたなという印象」
例年1月下旬から花粉症の患者の受診が始まるといいますが、ことしは2週間ほど早まっているといいます。さらに心配なのが県内でも猛威をふるうインフルエンザです。早まる見込みの花粉の飛散と…長引くおそれがあるインフルエンザ。シーズンが重なり花粉症とインフルをダブルで発症した場合、重症化するおそれがあるといいます。
【幸町耳鼻咽喉科 佐藤浩史院長】
「インフルエンザでダメージを受けている鼻の粘膜に花粉が付着してより症状が強く出るということは言われている。インフルエンザの流行が花粉のシーズンまで続かないといいなというのをまず危惧しています」
猛威を振るうインフルエンザとこれから訪れる花粉シーズン。ことしは感染と発症、ダブルで注意が必要です。
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