津南町の苗場山でバックカントリースキーをしていた夫婦2人が道に迷い救助を要請しました。
救助を求めているのは東京都に住む50代の夫婦です。警察によりますと、26日午後1時半頃、「稜線に上がれなくなった」と携帯電話から110番通報がありました。
現場は苗場山の山頂から北東に向かって2キロほどの斜面です。夫婦はかぐらスキー場からバックカントリースキーをしていたところ、道を間違って稜線から外れてしまい、新雪のため戻ることができなくなったと話しているということです。夫婦にケガはありません。
また夫婦は事前に登山届を出していて、届けによると軽食は持っているということです。
警察や消防は、霧のためヘリコプターでの捜索が難しいことから、陸上部隊が救助に向かっています。
25日にも同様のバックカントリースキー中の救助要請があったことから、警察は、経験が浅い場合は地元のガイドを活用すること、一人で行く場合は登山届を出し天候や地形、雪崩の危険性を調べるなど事前の準備を徹底することを呼び掛けています。