ことしの節分は2月2日です。節分は2月3日というイメージありませんか?3日なのか?2日なのか?いつが節分なのか聞いてきました。
(記者)
「豆まきをしたり恵方巻を食べるのが恒例の節分。みなさんはことしの節分が何日か知っていますか?」
〈まちの人〉
「2月3日じゃないんですか?
―節分が2月2日
「そうなんですね」
Q)節分が2月2日の理由は?
「全然わからない。一定だと思ってた、2月3日」
こちらは毎年必ず恵方巻を食べているという会社員2人組。節分の日付については…
〈会社員〉
「2月3日です。3日じゃないんですか?」
―ことしは2月2日が節分
「なぜでしょう」
「2月2日…時差ですか?」
一方、こちらの方は…
〈まちの人〉
「2月2日です。何かで聞いたんですよ」
こちらの大学生も…
「2月2日。ですよね」
「2日の理由ですか。確かになんで1日ずらしたんだろ。2っていう偶数が縁起のいい数字だからみたいな」
今回、話を聞いた半数ほどの人がことしの節分の日付を知っていましたが、正しい理由が分かっていた人はゼロ!2月2日が節分の理由…。いったいなぜ?
◇
(内田アナ)
街のみなさんも節分が2月2日になる理由は知らなかったということですが、大谷さんは知っていましたか?
(大谷アナ)
私も理由は分かりません。
(内田アナ)
理由について国立天文台に取材しました。
そもそも節分とは「2月3日」と決まっているわけではないんです。季節を表す暦である「二十四節気」のひとつ「立春」の前日と定められているんです。ことしの立春が2月3日なので、節分は2日となるのです。1年は365日ですが、国立天文台によりますと、地球が太陽の周りを公転する周期は365日よりわずかに長いといいます。4年に1回のうるう年でこのズレを調整しているのです。ことしは2月3日の23時10分が立春の時刻になり、それに伴って節分は2月2日となるということでした。
(内田アナ)
実は4年前も2月2日だったのですが覚えていますか?
(大谷アナ)
覚えていないです。
(内田アナ)
私もです。4年前、2021年はコロナ禍で様々なイベントもなかったため印象にない人も多いかもしれません。
(内田アナ)
その前2月2日だったのは1897年と120年前の事だったので節分は2月3日と覚えている方が多いのかもしれません。ことしからはしばらく4年に1回の周期で2月3日が立春、すなわち、2月2日が節分になるということでした。
以上、節分の話題についてお伝えしました。
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