Infoseek 楽天

“最強寒波” 5日がピークか 平地でも警報級の大雪のおそれ「不要不急の外出控えて」《新潟》

TeNYテレビ新潟 2025年2月4日 19時21分

この冬一番の強い寒気が流れ込み、上越地方には午後7時現在、大雪警報が発表されています。5日からは平地でも警報級の大雪になるおそれがあり、北陸地方整備局は不要不急の外出を控えるとともにリモートワークの活用なども呼びかけています。

魚沼市守門では一晩で15センチ以上の雪が積もり、住民は朝から除雪に追われました。雪を捨てる「流雪溝」が埋まってしほうほどの雪の量です。

〈住民〉

「きのう夜(除雪を)どうしようかなと考えていくらも降ってないからいいやと思って。そしたら朝起きたらこうだもん」

県の発表によるとこの冬、県内では雪を原因とする事故が56件起きていて、雪下ろし中に屋根から転落するなどして2人が死亡しています。

〈住民〉

「雪が降っているときは屋根の下には行かない」

気象台によると、4日から5日午前までは上越と中越の山沿いを中心に雪が降り、5日の午後以降は中越や下越の平地でも大雪となるおそれがあります。5日午後6時までの24時間に予想される雪の量は、山沿いで最大100センチ、平地で最大50センチとなっています。

県庁では気象台や県の職員などを集めた会議が開かれ、5日午後9時ごろに上空の寒気がピークを迎えることが共有されました。

〈新潟地方気象台 塩野勉主任予報官〉

「5日から6日は平地も含め警報級の大雪となる見込み。短時間で雪の降り方が強まる可能性は十分に考えられる」

〈新潟地方気象台 塩野勉主任予報官〉

「その後も8日ごろにかけて冬型の気圧配置が続く。上空の寒気が強い状態が継続しますので、路面の凍結ももちろん注意してほしいし、交通障害や大雪に関しては十分な警戒をお願いしたい」

北陸地方整備局は不要不急の外出を控えるとともにリモートワークの活用や休校も検討してほしいなどと呼びかけています。

この記事の動画はこちらから再生できます

この記事の関連ニュース