JR東日本は7日、東北新幹線で異音が検知されたとして、一時、東北・上越・北陸新幹線で運転見合わせていたと発表しました。点検した結果、異常がないことが確認されたことから、午前9時49分に全線で運転が再開されています。
JRによりますと7日午前8時48分に東京駅を出発し、新青森駅に向かっていた東北新幹線はやぶさ301号で午前9時13分ごろ、上野駅から大宮駅の間で異常な音を感知したため停車したということです。
このため東北新幹線は、東京駅~仙台駅間で、上越新幹線は東京駅から越後湯沢駅の間で、北陸新幹線は東京駅から長野駅の間で、それぞれ運転を見合わせていましたが、運転士が点検した結果、異常がなかったことが確認され、午前9時49分に全線で運転が再開されましたが、この影響により、はやぶさ・こまち6号と、やまびこ・つばさ124号に最大で40分の遅れが発生したということです。
東北新幹線では上り・下り合わせて24本に遅れが発生。上越新幹線と北陸新幹線では、それぞれ計5本に遅れが発生しました。合計で約1万5500人に影響が出たということです。
(7日午前11時20分更新)