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雪による事故 去年の倍以上となる116人死傷 災害救助法は7市町に適用(2月12日現在)≪新潟≫

TeNYテレビ新潟 2025年2月12日 18時44分

この冬の雪による事故で県内の死傷者数が、去年の倍以上となっていることがわかりました。

新潟県が発表した2月12日午後1時現在の被害状況によりますと人的被害は116人で去年の2月(52人)と比べ倍以上となっています。

116人の内訳は内訳は死者7人、重傷者47人、軽傷者62人です。

市町村別では長岡市で22人、南魚沼市で16人、上越市で15人などとなっています。

原因は「雪下ろし等除雪作業によるもの」が74人で最多で、うち52人が65歳以上の高齢者です。そのほかは「除雪機事故によるもの」(23人)、「屋根雪落下等によるもの」(5人)などとなっています。

また建物被害は住家で1棟(柏崎市、一部損壊)、倉庫などの非住家22棟となっています。

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今回の大雪で災害救助法は12日現在、7市町(長岡市、十日町市、妙高市、上越市、魚沼市、阿賀町、津南町)に適用されています。

県は、除雪作業中の事故を防止するために、「一人でしない」「無理しない」「落雪・転落 気をつけて」の注意点を示し、「やむをえず1人で作業する場合は、家族や隣近所に声を掛ける」と呼びかけています。

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