県の新年度予算案が2月12日、発表され、一般会計の総額は1兆2635億円です。長引く物価高への支援など6つの重要課題が掲げられています。物価高対策についてみていきます。
素早く炒めた野菜はシャキシャキに…リズミカルに宙を舞うのはパラパラのチャーハン。決め手は「強い火力」です。
(記者リポート)
「いただきます。香ばしくてパラパラしていておいしいです。その中華料理に欠かせないガスも物価高騰のあおりを受けているといいます」
新潟市江南区にある「中華飯店 永楽」です。中華料理に欠かせない強い火力の元になっているのがこちらの液化石油ガス…いわゆるLPガスだと言いますが。
〈中華飯店 永楽 遠藤大樹さん〉
「去年は(月)8万円ぐらいだったが、ことしに入り11~12万ぐらいになった。3割ぐらい上がった感じ」
こちらの店ではほとんどのメニューがLPガスを燃料に調理されています。食材などの価格も高騰する中、最も経営を圧迫しているのがガス代だといいます。
〈中華飯店 永楽 遠藤大樹さん〉
「物価上がりすぎちゃってどうしようもない。ついていけないのが正直ある。値上げは視野に入れています」
県は国による負担軽減策がないこうしたLPガスや特別高圧電力を利用する事業者に対し支援をする考えです。
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