フィギュアスケート男子の2010年バンクーバー五輪銅メダルで、アイスダンスでも活躍した高橋大輔(37)が、2度目の引退後の現状を明かした。
高橋は2日に都内で行われたイベント「TOKYO SKYTREE TOWN ICE SKATING PARK 2024 高橋大輔スペシャルスケーティング&トークショー」に出席。「気持ちよく滑ることができた。最後はスカイツリーを見上げて、終われて、なかなかできない経験ができた」と満足そうな表情を浮かべた。
昨年5月、アイスダンスのパートナー村元哉中(30)とともに競技から退いた。その後について「現役中はスケートに集中していたが、今は現役の時はできなかったことをたくさんやらせてもらっていて、僕の想像以上に忙しくさせてもらっている」と充実した様子。2月には自身がプロデュースしたアイスショー「滑走屋」を3日間9公演を実施した。「すごく濃厚な時間。体力的にはすごくハードだったが、若い選手たちのパワーにも後押しされて、久々に熱量を感じながら取り組むことができた」と達成感を口にした。
さらに、村元との関係性についても言及。「練習の時はケンカをしたり、お酒を飲んだ時はふざけ合う。もう本当に同志みたいな感じなので、お互いにいろいろと相談し合える仲」と絆の深さをアピールした。