ボートレース福岡の「日本モーターボート選手会長杯争奪戦」が５日、幕を開けた。
谷村一哉（４５＝山口）は初日、１０Ｒ絶好枠の１走。全艇がゼロ台のスリット合戦となり、コンマ０６の快ショットを放ったが、３コースからまくった田頭実をブロックすると空いた内を堤昇に差され、ＢＳ並走も白星を献上。道中、田頭に逆転を許して３着の船出となった。
それでも悲観の色はない。タッグを組む５３号機は２連率１３％だが「ターンの食いつきは良かった。足は悪くなく普通はある」と及第点の評価。
３月まるがめから前回の下関まで５節連続で予選をクリア、そのうち４優出。２節前の鳴門ＰＧⅠマスターズチャンピオンは初出場で初優出（４着）。前節・下関で今年初Ｖと近況は好調だ。何より一時はＡ２級降格もチラつきながらＡ１級キープできたことに安堵している。今の勢いを考えると巻き返すには十分。シリーズはまだ始まったばかりで２日目以降の反撃に期待だ。