ドジャースは29日(日本時間30日)、敵地でのメッツ戦(シティ・フィールド)に10―3で大勝した。
「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(29)は、8回に10試合ぶりとなる14号2ランを放つなど5打数2安打3打点でチームの勝利に大きく貢献。そんな試合の中で、ロバーツ監督が球審の判定にベンチで「No!!」と怒りをぶちまける場面があった。
それは4番・スミスの8号ソロで1点を先制した2回の攻撃だ。二死からなおもヘルナンデスとロハスの二塁打で二、三塁とチャンスを広げた。追加点を挙げるチャンスで打席を迎えたのは9番のバルガス。2球で2ストライクと追い込まれながらもファウルで粘り、カウント3―2まで持ち込んで9球目に投げ込まれた150キロのシンカーを見逃した。
ところが、球審の判定はストライクで見逃し三振。バルガスは驚いたリアクションを見せ、ボールであれば四球で満塁となって1番のベッツに回るところだっただけに、ロバーツ監督も思わず感情をあらわにした。
1球ごとにコースや球種を表示するMLBの公式サイトでも、この9球目はストライクゾーンから完全に外れており、SNS上では「これはひどい」「どこがストライクやねん!!」「ストライク?ストライクって言った?」「審判退場やわ」「この誤審はでかい」などと〝総ツッコミ〟を入れられていた。