弁護士の紀藤正樹氏が31日、自身の「X」(旧ツイッター)を更新し、トランプ前米大統領(77)に有罪の評決が言い渡されたニュースに言及した。
ニューヨーク州地裁の陪審は30日(日本時間31日)、不倫口止め疑惑にまつわる事件で起訴されたトランプ氏に対し、有罪の評決を下した。米大統領経験者への有罪評決は史上初。量刑は後日、裁判官が言い渡す。
紀藤氏はこのニュースを報じた記事を貼付したうえで「12人の陪審員の全員一致の評決です。大統領選に与える影響が必至」と指摘。そのうえで「他国のこととはいえ、自国の司法制度と利害関係が生じたトランプは大統領選に出馬すべきではありません」と、大統領選への出馬もやめるべきだと持論を展開した。
11月に行われる大統領選は、復帰を狙うトランプ氏とバイデン大統領の事実上の一騎打ちで、現在のところ接戦が予想されている。