西武は31日の巨人戦(ベルーナ)に1―4と敗れ渡辺久信監督代行(58)の本拠地初戦は黒星スタートとなった。
先発した高橋光成投手(27)がまたも背信投球を繰り広げた。初回一死一、三塁のピンチを無失点で切り抜けたところまでは良かったものの、3回一死から丸への四球、そしてヘルナンデス、吉川、岡本、坂本の長短4連打であっけなく2点の先制を許した。
続く4回にも下位打線の泉口、岸田、立岡の3連打で追加点を与え、丸を打ち取り、この日2安打を打たれているヘルナンデスを迎えたところで渡辺代行は高橋光をあきらめ、田村にスイッチした。
3回1/3で8安打3失点の高橋光は今季7試合に登板し勝ち星なしの5敗目。防御率は4・12となった。「3回、4回と連打を浴びてしまい切るところを切れませんでした。調子的には悪くありませんでしたが、マウンド上でしっかりとアジャストすることができませんでした」と今季最短降板を振り返った。