スペイン１部アトレチコ・マドリードのフランス代表ＦＷアントワヌ・グリーズマン（３３）に、３つのビッグクラブが注目していると、スペインメディア「フィジャヘス・ネット」が報じた。
グリーズマンの契約解除金は、１５００万ユーロ（約２５億円）とされており、トップクラスの選手としては比較的安価となっている。夏の移籍市場でイタリア１部ユベントス、フランス１部パリ・サンジェルマン、イングランド・プレミアリーグのチェルシーが動く可能性があるという。
同メディアはそれぞれのクラブの事情に言及。ユベントスに関して「イタリア代表ＦＷフェデリコ・キエーザやセルビア代表ＦＷドゥシャン・ブラホビッチが退団する可能性があり、グリーズマンをその穴を埋める理想的な選手と見ている。次期監督と目されているチアゴ・モッタは、フランス人選手の称賛を公言している」と指摘した。
ＰＳＧについては「キリアン・エムバペの退団が迫っており、監督のルイス・エンリケは、グリーズマンに新プロジェクトの柱の一人になってもらいたいと考えている」。チェルシーの状況には「若いタレントがそろうロンドンのクラブは、ピッチでのクオリティーだけでなく、ロッカールームでの経験や個性をもたらすベテランのリーダーを必要としている」と説明した。
グリーズマンは表立った移籍願望を表明していないが、慣れ親しんだクラブから新たな挑戦を選ぶことはあるのだろうか。