明治安田J1リーグ第17節(1日)、今季初昇格で首位の町田がホーム・新潟戦に1―3で敗れた。リーグ戦の連勝は3でストップし、7試合ぶりの黒星となった。
前半24分に先制点を許すも、同27分にU―23日本代表FW藤尾翔太が同点弾を決めた。しかし、同45分に勝ち越されると、後半7分にオウンゴールを献上した。3失点は今季最多。黒田剛監督は「立ち上がりから町田のサッカーを出せなかった。いろいろな局面で甘さ、緩さが出たゲームだった。誰が見ても町田のサッカーではなかった」と振り返った。
さらに厳しい言葉は続く。足りなかった点について「ディフェンスラインの連係も一つ。あの失点をしていては話にならない。後半はネジを巻いていったにもかかわらず、オウンゴールで失点するのもそう。圧力の部分で新潟が上だった。インテンシティーを含めて相手を上回らないと我々にボールがこぼれてこない。出足を含めて、後手を踏んだ」と語った。
この日、横浜Mに勝利した鹿島に勝ち点で追いつかれた。指揮官は「長いリーグ戦でこういう対応が出るときもある。基本に忠実に見つめ直していかないといけない」と修正を誓った。