広島・森浦大輔投手(25)が1日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)の7回に2番手で登板し、打者3人を三者連続3球三振、9球で終わらせる離れ業をやってのけた。
前回5月30日のオリックス戦では1イニングを4安打3失点と力を発揮できなかった左腕だが、この日は「ストライク先行でよかった」と、先頭・柳町をカーブで空振り、続く佐藤直をチェンジアップ、二死から今宮を直球で見逃し三振と、いずれも「3球勝負」で仕留めてイニングを終わらせた。
試合後の左腕は「テンポよく投げていきたいと思っていた。感覚もだいぶいい感じになってきた」と復調に手応え。セ・リーグで2014年9月の中日・武藤祐太以来の快記録となった。