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LAは毎日が大谷翔平デー! 日本人観光客が今年だけで40万人の見込み

東スポWEB 2024年6月4日 11時54分

【ロサンゼルス3日(日本時間4日)発】ドジャースの大谷翔平投手(29)の人気が止まらない。ロサンゼルスの地元ニュースを伝えるマルチメディア「LAist」は「大谷への愛が何千人もの日本人観光客をロサンゼルスの新たな場所に連れてきている」と題し、今年だけで40万人の日本人観光客を見込んでいることや、ドジャー・スタジアムから近く、日系のスーパー、レストランやホテルなどもある日系アメリカ人街「リトル東京」の認知度が上昇中であることを伝えた。

同サイトはロサンゼルス観光コンベンション委員会の社長兼最高経営責任者(CEO)アダム・バーク氏の「日本人訪問者数は40万人を超える可能性がある。そうなれば間違いなくトップ4の国際市場の一つになるだろう」とのコメントを紹介するとこう続けた。

「パンデミック前の同市へ海外旅行が最も多かった中国からの旅行者が減少する中、大谷や山本由伸投手(25)を見ようとする日本人観光客が急増し、イギリスやオーストラリアの訪問数を上回る勢い。海外旅行者は国内旅行者よりも長期滞在し、より多くの金額を費やす傾向があるため、ロサンゼルスの観光業界は熱烈に歓迎している」

確かに日本人観光客の多くは、ドジャース戦を1試合だけでなく、数試合分のチケットを買ったり、試合のない日でも公式ショップで買い物をしたり、スタジアムツアーに参加しており、ドジャー・スタジアムでは日常的に耳に入る日本語は明らかに増えている。

日系アメリカ人街「リトル東京」もこれまで日本ではメジャーな存在ではなかったが、球場からわずか3キロほどという利便性や日本語が通じるなど日本人旅行客にとって過ごしやすい環境。大谷の巨大な投打二刀流壁画で話題になったミヤコホテルなどでは今年はドジャースのホーム試合期間は予約の半数ほどが日本人観光客だという。

ドジャー・スタジアムのみならずロサンゼルス市の観光客増にも貢献している大谷。シーズン中は毎日が「ショウヘイ・オオタニデー」ということだ。

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