ボートレース大村の「夜の九州スポーツ杯」が4日に開幕した。
デビュー2節目の香月大輝(23=福岡)は本来なら6コース発進だが、初日1Rはアウト屋の阿波勝哉に大外を〝譲って〟5コース発進。内枠の艇が後手に回る一方で香月はコンマ16のトップスタート。この展開を利して3番手に進出すると、2周2Mでは先頭争いを繰り広げていた山崎昂介が転覆して2番手に浮上。このまま2着でゴールした。
「スタートは景色も大丈夫と思って行った。真鳥選手との足併せでは直線は半~1艇身くらい行っていた。山田選手とも足併せして『ホームは出ていたね』と言われたし、直線はいいのかな」と機にも好感触をつかんでいる。
「ぺラを叩く予定はありません。どんなペラでも乗れるように勉強したいので」とキッパリ。ルーキーとはいえ〝強運〟を味方につけているだけに、軽視は禁物だ。