女子プロレス「スターダム」の白川未奈が、AEWと新日本プロレスの合同興行「Fоrbidden Dооr」(30日=日本時間7月1日、ニューヨーク州ロングアイランド・UBSアリーナ)で、AEW世界女子王者のトニー・ストームに挑戦することが決定した。
今年3月にAEWのROHに参戦して以来、たびたび渡米。トニーとは、白川のスターダムでのタッグパートナーで、現在はAEWでトニーの相棒として活躍するマライア・メイを巡って対立してきた。2日後楽園大会ではトニーからビデオメッセージを送られた白川は、「私はあなたが本当はどんな女性なのかを知りたい」と対戦を要求をされていた。
5日(日本時間6日)に放送された米AEW「DYNAMITE」では、マライアがサラヤとのシングルマッチで変型サーフボードストレッチにより敗北。試合後、敗れたマライアの様子を見にリングに上がったトニーは、サラヤとハーレー・キャメロンに襲撃され、リング上は大混乱に陥った。
するとそこに白川がさっとうと現れ、ハーレーに裏拳をズバリ。サラヤにはローリングエルボーを決め、マライアに駆け寄りトニーをにらみつけた。今にも乱闘が勃発しそうな2人はマライアの仲裁で事なきを得たが、会場の大型ビジョンでは、「禁断の扉」で王者トニーvs白川の世界タイトルマッチ決定が発表された。ビジョンを見ると2人は再びにらみ合い、言い争いながらリングを後にした。
試合後、自身のX(旧ツイッター)を更新した白川は「AEW女子世界王座への挑戦が決定した。プロレスデビューのへなちょこな時から、世界世界世界って言ってきた。おっきなチャンスをやっっっと掴めた!!」とつづり「これをモノにして、私が世界の女子プロレスの中心に立つ」と決意を記した。