巨人の阿部慎之助監督(45)が大量リードでの守備交代を猛省した。
6日のロッテ戦(東京ドーム)で7点リードの7回の守備で左翼を立岡から秋広に交代。ベテランを休ませることと、打席を見据えての攻撃的采配だったが、秋広は二死満塁でソトのフラフラと上がった左翼線への当たりを捕球できず。3点適時二塁打にしてしまった。
秋広は打席に立つことなく8回の守備から重信と交代。試合後、阿部監督は「あれはちょっと魔が差して。僕のせいです。別にあれでダイビングして捕れなかったら、誰もが納得するんですけど。捕れば終わりなのに…」と若武者の消極的な守備を惜しんだ。
その上で「だけど使ったのは僕なので、もうああいうことはしません」と指揮官は前を向いた。