ＧＬＥＡＴ・６日の後楽園大会で、ＤＤＴのユニバーサル王者・ＭＡＯ（２７）が次期挑戦者に７月に引退するカズ・ハヤシの化身、獅龍を指名した。
６人タッグ戦で対戦した２人は混戦の中、互いの蹴りを交錯させるなど火花を散らす。最後はＭＡＯが敵軍の彰人を鋭く蹴りぬいて３カウントを奪った。すると直後にマイクを持ったＭＡＯが、１６日の東京・ＴＯＫＹＯ ＦＭホール大会で予定されるＶ９戦の相手がいまだ決まっていないことに言及する。そして退場しようとするカズを呼び止め「俺の大ヒーロー、憧れ、そして俺のプロレスに多大な影響を与えたアナタと引退前にシングルマッチがやりたい。でも、もう日付がないのはわかっている。だから俺はこのベルトで引っ張り出してやるんだ。俺のユニバーサルのベルトに挑戦してください…って、獅龍に伝えてもらえませんか？」と〝ラブコール〟を送った。
これに７月１日の東京ドームシティホール大会で引退するカズも「ＭＡＯ選手、あなたの獅龍への愛は伝わりました。獅龍対ＭＡＯ、俺が伝えておきます」と〝快諾〟。引退目前のカズがベルトを奪うか、それともＭＡＯが守り切るか。