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【広島】島内颯太郎が気迫の投球で15ホールド目「1点もあげないという気持ちで投げました」

東スポWEB 2024年6月6日 23時35分

広島のセットアッパー・島内颯太郎(27)が気迫溢れる投球で、今季15ホールド目をあげた。

6日の日本ハム戦(マツダ)で、島内は2点リードの8回に登板。先頭・万波の二塁打から一死三塁のピンチを背負うも、そこからの投球は昨季最優秀中継ぎの〝意地〟が詰まっていた。

代打・マルティネスをフルカウントから154キロの外角直球で見逃し三振に斬って取ると、「マルティネス選手にいいボールが行ったからこそ、より慎重に投げないと思って投げました」と、続く郡司には、4球目まで150キロを連発。力勝負で追い込んだ後、5球目にワンバウンドのチェンジアップを振らせて危機を回避し、チームは3-1で連勝を飾った。

前カードのソフトバンク戦では、接戦の終盤に登板し、2試合続けて救援に失敗。いずれも敗戦投手になるなど、悔しい思いをした。それだけに「きょう点を取られてしまうと3試合連続になる。いつもなら2点差なら、1(失)点までなら大丈夫と思って(マウンドに)上がる。きょうに関しては1点もあげないという気持ちで投げました」とキッパリ。3登板ぶりとなるホールドで、自らに続いていた負の流れも断ち切ってみせた。

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