今季限りでハダースフィールド(イングランド)を退団するDF中山雄太(27)にスペイン行きが浮上している。
2シーズン在籍したハダースフィールドは来季から3部降格。中山は新たなチームを探している中、スペインメディア「カデナセール」によると、来季からスペイン2部に昇格するカステリョンが関心を寄せているという。チームを指揮するオランダ人のディック・シュロイダー監督は、オランダ1部ズウォレの指揮官のとき中山を指導していたからだ。
その一方で同メディアは「オランダ人監督は日本人選手が、ディフェンスにおいて重要な選手になる資質を見いだしているが、高額な年俸が移籍の障害となっている。チャンピオンシップ(イングランド2部)で支払われる年俸は、スペイン2部の平均年俸を上回っている」と問題点を指摘した。
さらにフリーで移籍できる中山を巡っては、スペイン国外の複数クラブがターゲットにしていることも挙げた。日本代表復帰を目指す中山の新天地は、今後も注目されていきそうだ。