ボートレース三国の「ヴィーナスシリーズ第６戦 三国プリンセスカップ」が７日に開幕した。
初日６Ｒ、湯浅紀香（２５＝群馬）が２コースからジカまくり快勝。「前検でもらった時は足は良かった。でも、ペラの形がすごくて乗れる感じがなかった」と、すぐにプロペラをモデルチェンジ。この調整が５４号機のポテンシャルを引き出すことに成功した。
「直線の足は良さそうだった。前検よりは乗れるようになったけど、舟の向きが好きな感じではない。もう少し、しっかりペラをやる」と調整の余地は残っているものの着実に気配は上向いている。
「初日の最初のレースで１着は記憶にない」と明かしたようにシリーズ１走目の１着は初めて。幸先良く白星発進を決めたことで初となる予選突破も大きく近づいた。「この１着は大きい。これを生かしたい」。２日目も強気な攻めで〝未体験ゾーン〟へ向けて突き進む。