元衆議院議員の金子恵美氏（４６）が７日、ＴＢＳ系「ゴゴスマ」に出演し、政治とカネ問題で揺れる自民党について語った。
自民党は総裁の任期満了が９月末に迫っており、来夏には参院選、１０月には衆院議員の任期満了を控えている。
金子氏は「総裁選の前に選挙をしたかったというのは岸田さんの思いだと思いますけど、今回６月議会が終わっても（選挙を）見送るとおっしゃってますから、できなかったとなると総裁選に出るということも難しくなってきますし、今党内で『岸田さんは変えてほしい』という声が大きいと聞いている」と証言。
続けて「選挙ができるのはいつかというと、（自民党の）総裁選後に『新しい総裁』に変わって、支持率が上がったタイミング。できれば１０月、１１月に解散総選挙があるかも知れない」と推測した。
気になる〝ポスト岸田〟についても言及。各種世論調査では石破茂氏や小泉進次郎氏、河野太郎氏の名前が挙がっているが…。
金子氏は石破氏について「党内の人気はないです」と断言。その一方で「安倍派の人にとって石破さんは嫌だったはずなんですが、安倍派もなくなってしまったとなると、国民的には石破さんは『なってほしい総理』でいつも上位あるいは１位になってくるので、国民の支持（を考慮し）、国民の感覚との乖離があまりないようにしていかないと、政治とカネの問題で国民から厳しい目を向けられている中では、石破さんって可能性も無くはないって時期に自民党もなっているのかな」と持論を展開した。