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轢かれそうになったアライグマ 車のグリルに挟まれて発見…命に別状なし

東スポWEB 2024年6月9日 18時50分

運転手はナンバープレートの下から小さな足が突き出しているのを見て驚いた。轢きそうになったアライグマが車のグリルに挟まれていたのだ。米テキサス州の非営利組織「ワイルド・ウェスト・ワイルドライフ・リハビリテーション・センター(WWWRC)」が先日、フェイスブックで伝えた。

テキサス州のある女性が真夜中にアマリロに向かってドライブしていたところ、アライグマが道路に飛び出してきた。運転手はアライグマを避けるために急ハンドルを切り、そのまま1時間運転を続けた。車を止めたところ、ナンバープレートの下から小さな足が突き出ているのを見つけて驚いた。

WWWRCは「彼女は知らなかったが、アライグマは実は車のグリルの中に入り込んで、彼女がアマリロに立ち寄るまで1時間以上そこに閉じ込められていた」とフェイスブックに書いた。

運転手がアライグマを発見したのは午前2時過ぎだった。それでもWWWRCのリハビリ担当者アミー・マークハム・スミス氏と地元の警察官が現場に急行し、苦しんでいるアライグマを発見した。しかし、そのままではアライグマを引き出すのは不可能だった。

「車の所有者がグリルを壊してアライグマを脱出させることを許可してくれました」とWWWRCはつづってている。

アライグマはアゴを骨折したが、命に別条はないという。

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