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【阪神】好調・前川右京の2番起用継続へ 岡田監督が明言…大山は「まだまだ戻ってけえへんから」

東スポWEB 2024年6月9日 20時10分

阪神・前川右京外野手が9日の西武戦(甲子園)に「2番・左翼」として先発出場し、5打数3安打1打点。虎の若き「つないで打てる2番打者」が、3―0の快勝劇に大きく貢献した。

5日の楽天戦(甲子園)から5戦連続でチームの新たな2番打者として起用されている高卒3年目プロスペクトは、当該5試合で19打数7安打3打点と好調を持続。安打以外にも、状況に応じた右打ちの進塁打などでも渋く働き、つながりの悪さに悩んできた虎打線の新たな潤滑油として機能している。

佐藤輝、大山、ノイジーと主力打者のファーム再調整が相次いだこともあり、岡田監督も打撃オーダーの再構築にここまで頭を悩ませてきた。それだけに力強さ、器用さ、泥臭さに加え、自己犠牲の精神すら兼ね備えた若武者の奮闘は何よりも頼もしい。「使うよ、そら」と今後も2番打者としての起用を継続することを明言した。

大山は最短なら15日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)から一軍再登録が可能となるが、指揮官によると「まだまだ戻ってけえへんから」とのこと。戦線復帰はレギュラーシーズン再開以降となりそうな雲行きだ。交流戦は残り7試合。今後も前川のバットに期待がかかる。

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